おならが出ること自体は一般的な生理現象であり、通常は健康な人にとって問題ありません。
ただし、おならが異常に頻繁で、臭いや音が強い場合や、他の症状とともに現れる場合には、以下のような病気や状態が関連している可能性があります。
腸内フローラのバランスが悪い
腸内フローラという言葉を聞いたことはありませんか?
腸内フローラとは、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスのことを言います。
この腸内フローラのバランスが悪いと、おならの臭いが強くなることがあります。
食物不耐症または食物アレルギー
特定の食べ物に対するアレルギー反応や不耐症がある場合、おならの頻度や臭いが増すことがあります。
便秘
便秘の目安は、3日以上便通がない場合とされています。
便が腸の中に長くとどまることで悪玉菌が増殖しやすくなり、腸内にガスが溜まりやすくなります。
過敏性腸症候群(IBS)
IBSは、腸の運動性や感覚に関連する慢性的な症状を特徴とする疾患であり、おならの増加や変化が見られることがあります。
診断方法
問診や触診のほか、必要に応じて大腸カメラ検査などを行い、総合的に判断をします。
当院の大腸カメラ検査は鎮静剤を使って、眠ったまま受けていただくことが可能です。
最近おならが多いなどで気になっている方はご相談ください。