胃カメラ検査は、先端にカメラ(内視鏡)が付いた細く柔らかい管(チューブ)を使用し食道や胃、十二指腸にポリープ、がん、炎症などがあるかどうかを調べる検査です。当院では鼻から細径カメラを挿入する経鼻胃カメラ検査(細径経鼻内視鏡検査)も行っております。
状況に応じて胃・大腸内視鏡の同日検査も可能です。
ご希望の方はお問い合わせください(042-683-3881)。
胃カメラ検査を受けた方がよい症状
- 胸焼けが続いている
- 胃に不快感や痛みがある
- 喉や胸に圧迫感がある
- 黒い便が出る(黒色便)
- 吐き気や嘔吐、貧血が起きる
- 急激な体重減少がある
- バリウム検査で異常を指摘された
- 胃や十二指腸潰瘍の病歴がある
- 食道がんや胃がんの治療歴がある
胃カメラ検査で発見・診断できる病気
当院の胃カメラ検査の特徴
胃カメラはすべて院長が対応いたします
当院の胃カメラ検査は、院長がすべて行います。院長は25年以上も消化器外科専門医・消化器内視鏡専門医としてがん治療全般に携わってきた、胃や大腸の専門家です。
最新の内視鏡検査機器と、熟練した医師の技術で、快適な胃カメラ検査をいたします。
鼻からの検査か口からの検査を選べます
当院では鼻からの胃カメラ、口からの胃カメラどちらも実施しています。鼻からの胃カメラでは、カメラが吐き気を催す部分に触れることがないため、より楽に検査を受けることができます。医師と話をしながら検査を受けることも可能です。
ご希望により、鎮静剤を使った検査を受けられます
検査時に少量の鎮静剤を使用することで、ウトウト状態で検査を受けることができます。不安感や恐怖が和らぎ、リラックスした状態になるため、検査もスムーズに進みやすくなります。
定期的に受けていただきたい検査だからこそ、楽に受けられるような選択肢をご用意しております
大腸カメラとの同日検査も可能です
当院では、胃カメラと大腸カメラを同日受けることも可能です。忙しくてなかなか検査の時間が取れない方はもちろんですが、同日検査の場合は内視鏡検査の食事制限を1回で済ませることができるメリットもあります。ご希望の方はご相談ください。
洗浄機による感染症対策
当院では日本消化器内視鏡学会のガイドラインに沿った洗浄機による徹底した感染症対策を行っています。安心して胃カメラ検査を受けていただけます。
検査の流れ
当院で行っている大腸内視鏡検査の流れについてご案内いたします。
※時刻は例になります。
Step1検査前日
- 夜は21:00までにお食事を済ませていただき、それ以降は水、お茶やスポーツドリンクのみにしてください。
Step2検査当日
- 水、お茶などは検査前までお飲みいただいて結構です。
- 食事は検査が終わるまでは食べられません。
- 検査時間は10~20分ほどです。
お薬について
- お薬手帳は必ずお持ちください。
- 血圧のお薬、喘息のお薬、ステロイド剤を服用されている方は検査2時間前までに内服してください。
- 抗血栓薬、糖尿病のお薬を飲まれている方は検査当日は内服しないでください(主治医の先生とご相談ください)
鎮静剤をご希望の方へ
- 鎮静薬を使用する場合は車やバイク、自転車でのご来院はご遠慮ください。
- 緑内障、重症筋無力症の方は鎮静剤は使用できません。
- 医師の判断で鎮静剤が使用できない場合があります。
Step3検査後は安静に
- 検査後は院内でお休みいただき、特に鎮静剤を使用された場合は30分ほど安静にしていただきます。
Step4検査結果のご説明
- 検査終了後に診察室でご説明いたします。
Step5検査後に気を付けること
- 検査後2~3日はアルコールや香辛料など刺激の強いものは控えてください。
- なるべく消化の良いものを召し上がってください。
検査費用
保険診療で胃カメラ検査(胃内視鏡検査)を受けた場合の自己負担額の目安をご案内いたします。
1割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|
胃内視鏡検査のみ | 約2,000円 | 約5,500円 |
胃内視鏡+ピロリ菌検査 | 約2,200円 | 約6,000円 |
胃内視鏡+病理組織検査 | 約3,000~4,000円 | 約9,000~13,000円 |
定期的な胃カメラ検査で、大きな病気を予防しましょう
胃カメラ検査は、病気を早く発見するためのものです。
定期的に受けていただくことで、胃がんを早期発見できる確率が高くなります。
特に慢性萎縮性胃炎、ピロリ菌感染症の疑いのある方は定期的に胃カメラ検査を受けるようにしましょう。
よくある質問
- 症状はありませんが、胃カメラ検査を受けた方がよいですか?
- 初期の食道がんや胃がんは無症状のことが多いです
40代以上の方で、まだ一度も胃カメラ検査を受けたことがない方は、検査を受けることをおすすめします。 - 以前に胃カメラ検査を受けてつらかったのですが
- 当院では、比較的苦痛の少ない鼻からの胃カメラ検査や、鎮静剤を使ったウトウトした状態での胃カメラ検査が可能です。
どういった形の検査をするかは、診察時に医師とご相談ください。 - 胃カメラ検査の費用はどれくらいですか?
- 胃カメラ検査だけであれば、診察費を含めて3割負担で6,000円程度になります。
検査時に組織の一部を採取して病理検査も行う場合は、3割負担で13,000円程度になります。
保険診療ですので、どの医療機関で検査をおこなっても同じ費用がかかります。 - 胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同時に行うことはできますか?
- 同日中に両方の検査を行うことも可能です。
ご希望の方はクリニックにお問い合わせください。 - 妊娠していますが、胃カメラ検査は受けられますか?
- 申し訳ありませんが、当院では対応しておりません。
まずは通院中の産科の先生にご相談ください。 - 胃カメラ検査前日で気を付けることはありますか?
- 翌日午前中に胃カメラ検査を受ける場合は、前日の夕食は消化しやすいものを21:00までに済ませるようにしてください。水、お茶、スポーツドリンクは飲んでいただいてかまいません。
検査の時間帯によって食事ができる時間は異なりますので、診察時に医師にお尋ねください。 - 普段から薬を服用していますが、注意点はありますか?
- 服用されているお薬によって、服用をしても良いもの、検査時には服用を中止していただくものがございます。
詳しくは主治医の先生にご相談ください。 - 胃カメラ検査にかかる時間はどれくらいですか?
- 何も問題がなければ10~20分程度です。鎮静剤を使用した場合は、検査後に30分~1時間程度休んでいただきます。