腹部エコー検査は、お腹に超音波をあてることで臓器の状態を調べる検査です。
検査の際に痛みはなく、レントゲンのように被ばくすることもありませんので、安心して受けていただけます。
腹部エコー検査の特徴
腹部エコー検査では、内視鏡検査をすることができない臓器(肝臓、胆のう、すい臓など)の異常を見つけることができます。
これらの臓器は、異常があっても初期症状が出にくいため、病気が進行してから気づくケースが多いです。
腹部エコー検査では、症状がない初期の段階から臓器の異常を見つけることができます。
腹部エコー検査で見つけることができる病気
- 肝臓:脂肪肝、肝硬変、肝臓がん
- 胆のう:胆のうポリープ、胆石症、胆のうがん
- すい臓:すい炎、すい臓がん
- 腎臓:腎臓がん
腹部エコー検査の流れ
検査用のゼリーを腹部全体に塗り、プローブを当てて観察します。
検査時間は約5~10分程度になります。
異常を指摘されたら腹部エコー検査を受けましょう
肝臓・胆のう・すい臓の異常が見つかるのは、健康診断がきっかけとなることが多いです。
「要受診」「要精密検査」と診断された場合は、お早めにご相談ください。